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ディープ・ソウル・シンガーLEOの音楽日記
Maxine Brownがやって来る
 Maxine Brownといえば、1961年Wand録音のAll In My Mindのヒットがまず挙げられ、かなり古いシンガーというイメージだが、その彼女が30数年ぶりにカムバックして新譜FROM THE HEART (2004 : 写真右)を出した、というのである。ちょっとびっくり。しかも、来月には、『ワイルド・ウーマン・コンサート』というショーで来日するというニュースに、突如Maxine Brownという名前が記憶の彼方から蘇ってきた。
 しかもちょうど、昨年10月には、新譜より一足お先に1968年のEpic盤が日本盤紙ジャケで復刻されたばかりである。なにしろこのアルバム、昔、一度だけ中古レコード屋で信じられない高値がついていたのを見たことがある貴重盤。今回はオリジナル・アルバム10曲にボーナス・トラックとしてシングル2曲を加えて、完全限定で世界初CD化というので、まずは新譜の前にこちらを購入した。

 Maxine Brownというと、私は「FABULOUS SOUND OF...」、「WE'LL CRY TOGETHER」、そしてKENTの編集盤「LIKE NEVER BEFORE」しか聴いたことがないのだが、アルバムごとにこれほど印象が違う人というのも珍しいかもしれない。もちろん時代とか楽曲にもよるのだろうが、All In My Mindを含む「FABULOUS SOUND OF...」はRuth BrownやBarbara Lynnを思わせるジャズやブルースの香りが残るシンプルなR&B(個人的にはForget Himが好き)、「LIKE NEVER BEFORE」はInez & Charley Foxxを思わせるような明るいR&B(そういえば他にChuck Jacksonと組んだアルバムもある)、「WE'LL CRY TOGETHER」はずっと成熟したサザン・ソウル。声質すらも違って聞こえるぐらいである。
FABULOUS SOUND OF...WE'LL CRY TOGETHERLIKE NEVER BEFORE

 さて、今回のこのアルバムOUT OF SIGHTは果たして… ? と、聴き始めたとたん、60年代後期の音にまずほっとした。一番好きな時代。何ともいえず、“我が家に帰ってきたように”落ち着くのである。相変わらずセンスが古いワタクシ。
 選曲としては有名曲のカバーも多く、それも楽しい。1.Sam Cooke、3.Bobby Hebb、4.the Temptations、5.Wilson Pickett、9.Howard Tate、11.Percy Sledge、12.the Vibrations、の曲といった具合。いずれも、男性シンガーものですね。こんなライン・ナップを見ると、Otis Reddingが計画していたという彼女のFAMEでの録音がもし実現していたらどういうことになっていただろうとつい考えてしまう。
 このアルバムは、デトロイトのプロデューサーMike Terryの手によるもの。彼は、モータウン初期のスタジオ・ミュージシャン(sax)という経歴をもつ人なので、Motownのミュージシャンともつながりが深く、このアルバムにもそういう人を起用したらしい。何だかMotownのアルバム(ただし人数が少なくて音の重ね方が少ない)みたいである。とはいえ、このモータウンっぽいアレンジと彼女の声のバランスは実に絶妙で心地良い。特にソウルフルなタイプの曲(ピケットの名曲#5など)では、こんな組み合わせもあったか、と目からウロコな感じである。Maxine Brownはゴスペル上がりのハードなシャウターを思わせる瞬間もある一方で、拍子抜けするほどポップな時もあるので、こうして聴いてみると、こういう感じの明るいサウンドが案外向いているのかも、と思った。このアルバムでの彼女の歌は総じてジャケットのイメージどおり大変可愛らしい。ただ、#3と#11はさすがに私にはポップすぎるかなぁ。でも、ボーナス・トラックの#13ではかなり頑張ってます。
★★ 試聴可 : 写真をクリックして下さい ★★


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 マキシン・ブラウン(70歳)+ビバリー・クロスビー(68歳)+エラ・ピーチズ・ギャレット(78歳)の大ベテラン3人による『ワイルドウーマン NEW YORK LIVE in JAPAN』、失礼ながらお歳のわりにはすごいスケジュールで日本各地をツアーするようである。
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曲目(予定):
アメイジンググレース、テネシーワルツ、愛の賛歌、レイチャールズメドレー、サマータイム等。地元合唱団も加わってパワーと元気を共有する感動の100分。
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果たして、どのくらい歌えるのか興味津々。しかし、この曲目はちょっとビミョーである。
それでもやっぱり動くMaxine Brownは見ておくべきか。
ただいま、大変迷っております。

5/24(水)18:30 所沢 所沢ミューズ
5/25(木)18:30 所沢 所沢ミューズ
5/26(金)18:30 東京 ゆうぽうと
5/29(月)18:30 仙台 旭ケ丘青年文化センター(シアターホール)
6/2(金) 18:30 松戸 森のホール21
6/3(土) 18:30 函館 函館市民会館(大)
6/5(月) 19:00 旭川 旭川市民文化会館
6/6(火) 19:00 滝川 滝川市文化交流ホール
6/7(水) 19:00 帯広 帯広市民文化ホール(小)
6/10(土)15:00 立川 府中センター アミュー立川
6/11(日)15:00 姫路 姫路文化センター
6/14(水)19:00 佐賀 佐賀市文化会館中ホール
6/15(木)18:30 鹿児島 鹿児島県文化 センター
6/18(日)15:00 横浜 横浜市教育会館

仙台・横浜公演については、スポンサー・サイトで情報がアップされている。
http://www.d-fraction.co.jp/wild-w/wildwomen.html (仙台)
http://www.d-fraction.co.jp/ww-yokohama/wildwomen.html (横浜)
東京会場はコチラ ↓
http://www.ro-on.com/TheWildWomen/T-20060526.htm