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ディープ・ソウル・シンガーLEOの音楽日記
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新しいのに古い音 THIS IS RYAN SHAW (2007)
 ryan shaw
わははっ。1曲目の Do The 45 聴いたとたんに大笑い。嬉しくて。
いいぞー。行け行けー!
こんな直球を、まさか21世紀に入っても聴けるとは♪

■ THIS IS RYAN SHAW (Sony/Columbia 2007)

 ブログの達人、k.m.joe さんに教えていただきました。
 『はじまりはブラックミュージック』
 ここでは彼の経歴などにも触れられているので是非どうぞ。

 『ビックリするほど旧臭い音。70年代通り越して60年代ソウルの世界です。…(中略)…ショットガンにそっくりの1曲目から…(後略)』という文章に飛びつき、即座に紹介のあったサイトへ飛んで試聴して即買い(笑)。k.m.joeさんのブログを拝見してから、購入(クリック)まで、わずか8分という早業であった。
 もともと最近の人の音楽の発掘というのに鈍い私。自力で聴こうとする音楽は1974年まで(←細かいけど、なぜか必ずこのあたりまで/笑)のアルバムと、あとは、昔から聴いている人たちが出した新譜のみ。
ということで、こういうご縁でもなければ、知りようもなかっただろうなぁ、といつも感謝の気持ちで一杯である。
 
 最近のシンガーの中で、70's の ソウル・テイストに強い影響を受けているらしい人はまだ多少いるように思うのだが、こんなに 60's の R&Bをそのままやろうとしている人には初めてお目にかかったかも(笑) 1. Do The 457. I Do The Jerk を取り上げようなんていうやり口には、本人の 『好きなんだからしょうがない』 という以外の理由は見当たらないような気がする。
 26歳の遅咲き、という解説がされているようだが、そりゃ、そうだろうな、とも思う。おそらく Ryan 自身はこれまで好きな音楽だけをただひたすら歌ってきただけ、特にシンガーとして売れたいと画策するより“好き”を優先してここまで来てしまった。そして、ついにそれを 『世に出してやろう』 と思った人が現れた、というパターンではないだろうか。
 joss stone  どうだろう。こういう人は、こんな大手からデビューして、この先、変わるのだろうか、自分の“好き”をツッパリ切るのだろうか。とても興味のあるところである。Joss Stone の1stアルバム、THE SOUL SESSIONS の時もちょっとそう思いましたっけ。あっちはメチャクチャ若いから事情はかなり違うけど。

 ライアンには、ゴスペル歌ってきた人らしい古いタイプの声の特徴がはっきりある。メリスマのラインはさすがに新し目だけど、最近の人にありがちな、声の無用な“ころがし”があまりないところが好感もてる。 影響を受けたシンガーは、Otis Redding、Wilson Pickett、Bobby Womack ということだが、それ以外にも、ところどころ Stevie Wonder とか Michael Jackson などの匂いもちょっと混じっていたりして、さすがにそういうのっていうのは好きとか嫌いを問わず時代の通過ともに刷り込まれるものなのね、と音楽の歴史というものを考えて感慨。
 ライアン本人がこういった古い音楽が好きだとして、バックの音も当然、時代感には重要なわけで、その路線に向かって、ほとんど全ての演奏をプロデューサーもであるJohny Gale Jimmy Bralower という2人だけで仕上げてしまっているのはスゴイ。というか、明らかにこの2人も同様に旧い音を愛している人たちであるお陰でこういう1枚ができたというところなんだろう。

 さて、同じようにこのあたりの時代の音楽が好きで、我ながら、その理由は何なんだろうと常に知りたくてたまらない私。
 このアルバムをまず初めて聴いた時はとにかく大喜び。
ひとつにはおなじみの曲が選ばれていたりするから、というのもあるだろう。
初聴きの時はいつもライナーも曲順も見ないようにして、音だけを新鮮に聴くようにしているのだが、いきなり I Found A Love やら Lookin' For A Love などが出て来るとなれば(笑)

 次に、もっと冷静に、今度は目をつぶって、わざと、これが昔買ったLPだというつもりで何度か聴いてみた。そうしたら、当然ではあるけど、さすがに昔の盤とは違う所がみえてきて面白かった。それは時によって声質だったり、歌い回しだったり、バックの音色だったり、リズムだったりするわけだけど、曲によって、自分が“歌”を聴いている時と、“曲”を聴いている時とがあることに気づいて驚いた。変な聴き方してみたおかげ(苦笑)。
 “歌”として好きだったのは、予想外に、9 I'll Always Love You だったなあ。この出だしの I will, I will~ の緊迫感にはゾクゾク。この曲では現代風に少々トリルやフェイクが多いけど、歌としての集中力・充実度はすごいと思う。
 ライアンの自作という3曲にも興味があったが、2 We Got Love はちょっとバックが軽めではあるものの、私が聴いてきたソウルと同じ風合いで好き。一方で、12 Over & Done はちょっと聴くと昔の曲のようだけど、シャッフル感が違って少々キビシかった。シャッフルというリズムは実に奥が深い。やっぱり古い音楽の鍵なんだな、と再認識した次第。



1 Do The 45
2 We Got Love
3 Nobody
4 I Am Your Man
5 Working On A Building Of Love
6 I Found A Love
7 I Do The Jerk
8 Lookin' For A Love
9 I'll Always Love You
10 I'll Be Satisfied
11 Mish Mash
12 Over & Done
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