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ブルースについては、今だ迷いのある私であるが、それについては本サイトの3/4ライブ・レポートでしこたま述べたのでここでは触れない。ただ、バーバラ・リンは、私にbluesの世界への入口となってくれた人であり、よく言われる表現であるが、その何とも言えず独特な、スモーキーでブルージーな声をもつ彼女は、この種の音楽を最初に聴き始めた頃から、ずっと私のアイドルである。
1961年にEricからシングル・デビュー、1962年、弱冠20歳の時に、このCDのタイトルともなっているYou'll Lose A Good Thing (Jamie) で全米R&Bチャートで第一位(ポップチャートで第10位)を獲得、一躍有名になった彼女。その後、Atlanticでの2枚目のアルバムを出したところまでは順調だったのだが、その後は私から見るとちょっと不遇で、あちこちのインディーズを転々としている。とはいえ、ギターを弾けるシンガーは強い。ギター1本持ってどこででも演奏できる感じで、どちらかというと、その間は、ブルース・シンガーのような活動をしていたようであるが、その分、どの時代にどんなローカルなところから出したアルバムでも、彼女の歌と演奏自体はいつでも“現役”である。

最初に偶然この1996年盤のアルバムを手にした時、Forever(モータウンのMarvelettes) やら、Let's Stay Together(Al Green)やら、I'd Rather Go Blind (Etta James)やら、のラインアップに、カバーするにしても、何とまあ、私と趣味が同じことか、とびっくりしたものだ。というより、ファンとしては同じようなものが好きだなんて異常にウレシイ。
古くはモータウンのMoneyとか、エルヴィス・プレスリー(←彼女のティーン・エイジャー時代のアイドル :彼女はエルヴィス熱にうかされてギターを弾き始めたらしい)のDon't Be Cruel、来日公演で歌ったI'm I Love (Wilson Pickett) 、Sweet Sixteen (B.B.King)など、有名曲のカバーも気軽に取り上げるBarbara Lynnだが、この人の場合、どの曲も完全に“バーバラ節”になるのが凄い。彼女の大ファンである私は、彼女の曲を取り上げてる機会が多いが、その私にして、バーバラがカバーした曲を下敷き(つまり、カバーのカバー/笑)に歌うのは、全く無駄と思ってしまう。そのくらい圧倒的に、その歌い節は彼女が歌ってこそ意味があるとしか思えないのである。彼女が歌うと何とせつなくなることか。くもった湿りのあるせつない翳り。
別のところでも書いたが、彼女は結構、不器用な人である。歌の音程なんかも何だかヨレヨレする時もある。でも、それもひっくるめて、人に心を開かせる歌声を持っている。このカバー曲を多く含むアルバムでは特にそれが強く意識されるはず。興味のある方は是非。
今回は、何と、Charles BrownのMerry Christmas Babyのボーナストラック付きです。
初聴♪とはいえ、ギターは明らかに別人です(泣)。
※Barbara Lynnについての私のあれこれはコチラ
※完全ではないけど、Barbara Lynnのアルバム一覧はコチラ
※くだらない話で恐縮ですが、今回、このCDを手に入れるための私の奮闘ぶりについては前日記↓をご覧下さい。
YOU'LL LOSE A GOOD THING (ITP/2006)
1. Somebody Please
2. You'll Lose a Good Thing [rare live version] (※注)
3. Darlin Forever
4. I'd Rather Go Blind
5. What Now
6. This Is the Thanks I Get
7. Tonight Is the Night
8. To Get You Back Again
9. Until Then I'll Suffer
10. Let's Stay Together
11. I Like the Way You Love Me
12. You're Gonna Need Me
13. Merry Christmas Baby (bonus track)
(※注)このrare live versionという言葉で、彼女のライヴ・テイクだとダマされてはいけません(笑)
1997年のBear Family盤Promise同様、人工拍手と歓声をmixしたもの。
★このアルバムはBarbaraの亡くなったご主人に捧げられています。切ない。
≪この記事へのコメント≫
(サーバ障害やっと直った ! なかなかFC2にログインできなくて遅くなりました)
ありがとうございます !
まだsoulもR&Bの何も知らない頃、『声が似ている』ということで、
先輩に指示されて歌い始めて以来、バーバラ・リンは私のアイドルで、
この人のこととなると私は完全な“追っかけ”状態。
完全に取り乱しております(苦笑)
バーバラも色んな人の曲をカバーしていますが、Don't Be Cruelのバーバラ節など
聞き物です。今回のMerry Christmas Babyもよかった〜♪
また、逆に、彼女の曲も多くカバーされており、Soul以外にも
ストーンズがOh! Babyを、Elmore JamesがSecond Fiddle Girlをカバーするなど、
ブルース/ブリティッシュ・ロックの人たちにも愛されているようで、
その辺のポジションも独特で面白いです。
ありがとうございます !
まだsoulもR&Bの何も知らない頃、『声が似ている』ということで、
先輩に指示されて歌い始めて以来、バーバラ・リンは私のアイドルで、
この人のこととなると私は完全な“追っかけ”状態。
完全に取り乱しております(苦笑)
バーバラも色んな人の曲をカバーしていますが、Don't Be Cruelのバーバラ節など
聞き物です。今回のMerry Christmas Babyもよかった〜♪
また、逆に、彼女の曲も多くカバーされており、Soul以外にも
ストーンズがOh! Babyを、Elmore JamesがSecond Fiddle Girlをカバーするなど、
ブルース/ブリティッシュ・ロックの人たちにも愛されているようで、
その辺のポジションも独特で面白いです。
2007/03/14(水) 14:37:39 | URL | LEO #-[ 編集]
熱い、実に熱い思い伝わってきます・・・。
前回のLiveでも取り上げていたのですね♪
やっぱり後悔の日々・・・です。
Don't Be Cruel、来日公演で歌ったI'm I Love (Wilson Pickett) 、Sweet Sixteen (B.B.King)
そしてMerry Christmas Baby・・・。
ツボの選曲です・・・・。
また長い旅の道のりが始まりそうです。(笑)
前回のLiveでも取り上げていたのですね♪
やっぱり後悔の日々・・・です。
Don't Be Cruel、来日公演で歌ったI'm I Love (Wilson Pickett) 、Sweet Sixteen (B.B.King)
そしてMerry Christmas Baby・・・。
ツボの選曲です・・・・。
また長い旅の道のりが始まりそうです。(笑)
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